[AI-12-2]
生成AI時代に問われるのは“作り方”ではなく“何を作るか” - ユーザーの「受動性」が変えるプロダクト開発 -
陶山拓也(株式会社ディー・エヌ・エー AIイノベーション事業本部プロダクト開発統括部・AI PdM)
生成AIの普及により、私たちの意思決定はますます「受動的」になっています。コスメやファッションだけでなく、恋人や結婚、進学や就職といった人生の大きな選択まで、AIに“相談”する時代が目前に迫っています。この変化は、生活者の行動変容であると同時に、企業にとっては“プロダクト開発”や“マーケティング”の根本的な再定義を迫る波でもあります。こうした変化を見据えた新たな試みとして、現在開発中のマッチングアプリ事例をベースに、AI時代におけるプロダクトの設計思想や、ユーザーとの向き合い方について議論を深めます。